日本脊椎脊髄病学会:
英文誌を創刊とPMCへの収載、JIFの取得

顧客概要

学会名:日本脊椎脊髄病学会
ジャーナル名:Spine Surgery and Related Research
学会規模(会員規模):4,000~5,000人
ジャーナル規模(投稿数):101~300(創刊6年目の時点)
ジャーナル分野:医学系

提案概要

課題/要望

  • 会員からの英文誌を求める声が多かったため英文誌の創刊を決意したものの、学会内に創刊に関するノウハウがなかった
  • 学会側が各種権利を持つことができ、かつしっかりとサポートしてくれる会社を探していた。

提案

  • 創刊準備から国際基準に則したフルサポート
  • 創刊後の編集事務
  • PMC、ESCIなど各種DBへの申請代行

結果

  • スケジュール通り(12ヵ月)で英文誌を創刊
  • 2年目にはPMC、ESCIに収載された
  • 6年目には年間250投稿を超えた

コンサルティングの流れ

創刊後は広報戦略と編集委員のネットワークを組み合わせることで依頼論文だけではなく、一般投稿も順調に集まり、当初の予定通りの論文掲載数を確保し発行予定の遅延や変更無く出版を維持する事ができました。また査読に関しても最初からしっかりと査読を行う事で、掲載論文の質をしっかりと確保する事に注力しました。

国際的に目まぐるしく進化し続ける学術出版環境に順応すべく、投稿規定や倫理規定、査読規定、そしてHP掲載内容については常に見直しと改定を行い、最新の情報や環境の下で、分野内において日本を代表する国際誌としての出版を継続出来るよう、常に国際的なガイドラインや指針に合わせて改訂を提案し、反映を行いました。

創刊に向けてスケジュールとタスクの整理から始まり、ジャーナル名の検討や投稿規定の作成、HPの記載事項などジャーナルに必要な項目の作成など学会様と一丸となって準備を進め、無事にジャーナルを立ち上げることができました。

創刊準備開始の段階から編集委員の先生方と常にコミュニケーションを取り、成長戦略とKPIを軸に、常にPDCAを回しながら運営サポートとコンサルティングを行いあらゆる課題を発見し解決することで、当初の予定通り創刊から2年後の時点でPMCへの収載が決定すると同時にWeb of Scienceへの収載を果たしました。

2023年6月にはJournal Impact Factor (1.2) を獲得し、現在はジャーナルの更なる発展を目指し、様々な課題に取り組んでいます。

コンサルティングのポイント

  • 英文誌の立ち上げでは創刊自体がゴールになりがちですが、国際的に通用するジャーナルを作ることを念頭に置いてサポート。
  • 編集委員会やメール審議を通じて密にコミュニケーションをとることで国際基準に沿いつつも個性のある魅力的なジャーナルとなりました。
  • 非常に熱心な先生方が多く創刊後も広報やCall for Paperの実施、教育的査読など精力的な活動を続けたことで国際誌として成長を続けています。

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