ジャーナルインパクト分析

ジャーナルインパクト分析では今後のジャーナル運営方針策定のためにClarivate Analytics社が提供するWeb of Scienceに収載されるジャーナルの被引用回数や傾向を分析し、データを提供いたします。

発行ジャーナルのJournal Impact Factor(JIF)を年毎の推移だけではなく、JIF対象の期間において、実際に掲載された全ての論文の被引用回数を論文単位で抽出し、分析を行います。
毎年のJIFに一喜一憂するのではなく、あらゆる分析結果を元に戦略を立てることがJIFの向上に必要です。また客観的なデータの分析はJIFだけではなく、ジャーナル全体の質と価値の向上にも繋がります。

抽出されたデータとジャーナルの論文種類、領域を照らし合わせることで、ジャーナル全体の被引用傾向を分析し、今後の出版計画やJIF対策の策定に必要不可欠な課題の抽出が可能になります。また、競合誌のデータと比較することでベンチマーキングが行えます。

分析項目

論文別被引用回数
論種別の被引用傾向
領域別の被引用傾向

さらにジャーナルインパクト分析では、学会様のジャーナルと同分野にある競合ジャーナルに掲載されている論文について調査します。調査を通じて分野全体としてのトレンドを把握することができます。
発行ジャーナルだけでなく、国内外の同分野のジャーナルを調査し、どのような論文が一定期間において、どの程度掲載され、またそれらがどのような頻度で引用されているのか、論文単位で抽出し分析を行います。

同分野のジャーナルの状況を知ることで分野におけるトレンドを把握することができ、適切な今後の出版計画が立てやすくなると同時に、現在のトレンドに沿った依頼論文や特集号のテーマ抽出に役立てていただけます。

また、分野内における競合誌と自誌を比較することでベンチマークが可能になり、短期間の目標策定だけではなく、中長期な目標と、目標に向けた戦略の立案が可能になります。

ジャーナルのさらなる発展には、自誌の状況認識だけではなく、同分野全体の流れを知り、そのトレンドに合わせることも重要な活動です。またそれと同時にベンチマークによって、今後の課題を明確化し、編集委員会内で共有することで、永続的なジャーナルの質向上に繋がります。

Seeklの『ジャーナルインパクト分析』のポイント

  • 自誌の引用分析とトレンドの把握はJIFの戦略的な向上に不可欠
  • 競合誌と比較することで自誌の相対的な位置がわかる
  • 編集委員会で引用情報とトレンドを共有、目標達成までの課題を明確化

こんなジャーナルにおすすめ

  • JIFを上げたい
  • 同分野内での競合誌との差別化を図りたい
  • より質の高いジャーナルを目指したい

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