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要注意! 論文執筆に潜む3大不正行為

論文執筆における不正行為は、研究者としての信頼を一瞬で失わせる重大な問題です。一度でも不正行為が発覚すると、論文の撤回や研究資金の返還、さらには研究機関からの解雇など、厳しい処罰が科されることがあります。また研究者本人のみならず論文を掲載したジャーナル、ひいては学術界全体の信頼にも悪影響を与えてしまいます。
まずは論文執筆における不正行為とは何か、見ていきましょう。

科学出版の羅針盤:CSE Recommendationsで読み解く、良いジャーナルの条件

質の高い論文が多く集まる雑誌とはどのようなものでしょうか。例えばジャーナル・インパクトファクター(JIF)を取得することや、PMC・MEDLINEなどの国際的なデータベースへ収載されることはジャーナルのブランド価値を高め、研究者たちの注目を集めることにつながります。これらの目標を達成するためには厳しい審査を通過する必要があり、そのためには出版倫理基準を定めている国際的な団体が発表するルールに沿ってジャーナル運営を行うことが重要となります。今回は、科学分野の出版ルールとして権威のあるCSE Recommendationsについてご紹介します。

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