2025年版 Journal Impact Factor発表:研究の質をより重視する新たな変更点
6月18日、Clarivate社より2025年版ジャーナル・インパクトファクター(Journal Impact Factor)が発表されました。Journal Impact Factorはジャーナルのインパクトを表す重要な指標としてジャーナル運営に広く活用されており、今年で50周年を迎えています。*1
またあわせて計算方法の変更が発表されました。これは学術出版業界全体が「論文の質」により注目し、研究の信頼性を強化するための重要なステップとなるでしょう。
PubMed掲載が学術ジャーナルにもたらす価値とは?
PubMedは、世界中の主要な医学・生命科学系ジャーナルに掲載された論文へ無料でアクセスできる文献検索エンジンです。米国国立医学図書館(NLM)の国立生物科学情報センター(NCBI)が作成・管理しており、1946年から現在までの膨大な文献情報が収録されています。
では、ジャーナルがPubMedの検索結果に表示されることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。またジャーナルをPubMedに表示するにはどうすればよいのか、見ていきましょう。
ジャーナル・インパクトファクターは取った後も大変? 取得済みジャーナルが知っておくべきこと
今年も最新のJournal Impact Factor (JIF)発表の時期が近づいて参りました。JIFは例年6月の最終週に発表されていますので、残すところあと数週間です。JIFが発表されましたら、改めて皆さんにお知らせします。
ジャーナルインパクトファクター(JIF)の取得で変わる!ジャーナルの未来とその影響力
ジャーナルインパクトファクター(JIF)は、学術雑誌の影響力を示す重要な指標です。 JIFの取得には以下のメリットがあります。 ◆国際的な認知度の向上◆ JIFを取得することで、国際的な学術コミュニティ内での認知度が向上します。国内外の読者が集まることで、掲載…